『Interop 22 Tokyo』レポート

こんにちは、クラウドデザインです。今回は2022年6月15日~17日に幕張メッセで開催される『Interop 22 Tokyo』の個人的な見どころをご紹介したいと思います。開催初日6月15日に行ってきました、雨だったからか比較的空いていました。

『Interop』とは?

Interop Tokyoはインターネットテクノロジーのイベントです。
1994年の日本初開催以来、毎年国内外から数百の企業・団体が参加し、技術動向とビジネス活用のトレンドを、会場でのデモンストレーションやセミナーを通じてお伝えしてきました。国内のインターネットや技術革新の歴史と共に歩んできたこのInterop Tokyoをご覧いただくことで、インターネット分野のトレンドをいち早く体感いただくことができます。

※Interopホームページより引用

2022年の注力テーマ

  • ネットワークインフラ
  • セキュリティ
  • クラウド
  • エンタープライズDX
  • 5G・ローカル5G
  • エッジコンピューティング・MEC
  • AI・IoT
  • 量子テクノロジー
  • Media over IP
  • IOWN

コロナ禍における「働き方改革」や「地方創生」を目指した様々なITテクノロジーが中心のようですね。
この中でも個人的に興味深いテーマである「クラウド」「セキュリティ」「ネットワークインフラ」「エンタープライズDX」について紹介したいと思います。

エンタープライズWi-Fi

毎回、技術発展が気になっている『エンタープライズWi-Fi』。一部特殊利用を除き今後の社内LANは無線が基本になると考えているため、セキュリティやマネージメント機能が充実化されてほしいと願っています!NETGEARやtp-linkが出展。tp-linkはコンシューマ向けには相当普及していて、とても扱いやすい製品の印象です。企業利用でどうなのか気になります。ブースでは「Omada」という企業向けクラウド管理ソリューションが展示されており、メッシュWi-FiやWi-Fi 6を簡単に安価かつ、セキュアな無線通信環境が構築できそうでした。今後さらに情報収集していきたいと思います!

セキュリティ

今回注目したのは「cybereason」。某有名なアンチウィルスソフトとは異なり、AI(機械学習)を搭載し未知のウイルスにも対応可能で標的型サイバー攻撃やランサムウェアなどにも適しています。
また、侵入してしまった場合の状況把握やダメージを制御できるEDR製品や同社の高度なスキルを持つ専門家が遠隔で24時間体制で監視するMDRサービスも統合して提供しているのが特徴です。日々拡大しているセキュリティ脅威に、安心できるソリューションだと感じました。現状は約300クライアント以上がサービス提供対象となっているようで、中小企業向けの提供はもう少し時間がかかりそうなのが残念でした!

まとめ

今回紹介したソリューション以外にも、IT資産管理、通信障害検知、デジタルサイネージなどの展示がありました。
どのソリューションもクラウド管理が可能なものが多く、IT担当者が不足している企業でも円滑に導入可能な時代になりました。コロナ禍で急速に変化する時代だからこそ、事業発展のためにITを最大限に活用していきましょう!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次