こんにちは、クラウドデザインです。
企業や店舗の情報を多くの方に知ってもらうためにホームページは必要不可欠です。
「会社の顔」とも言えるホームぺージだからこそ、しっかりと想いを込めて作成・運用していきましょう。
最近別々の方から以下のような相談を受けました。
・個人事業主の方:「とあるホームページ制作会社から電話があり、月々3万円で作れるというが相場だろうか?」
・会社社長の方:「制作会社にホームページを依頼して以降、SEO対策やらランディングページやらで違う会社から毎日のように営業電話が入る」
大きなお金が動き、売上拡大が見込めるホームページだからこそ、トラブルが起こりやすいのではないでしょうか。
今回はホームページ制作や運用サポートを実施しているクラウドデザインが「実際に起こった事象」から起こりうるトラブル事例をご紹介いたします。ホームページ制作をご検討されている方は、ぜひ参考にしてください。
ホームページ制作のよくあるトラブル
起こりやすい事例毎にトラブルをまとめました。
- 契約、お金に関するトラブル
- デザイン、品質に関するトラブル
- 成果物に関するトラブル
契約、お金に関するトラブル
「初期費用無料」とか「月々〇万円の支払いだけ」という営業トークで長期契約させられるケースが多いです。
今回ご相談いただいた方々も月額2~3万円で、7年契約という途方もない長期契約でした。月3万円×12カ月×7年=2,520,000円です。もちろん、事業規模が大きい、ページ数が多い、独自のプログラムが必要などでそれ以上の費用がかかるケースはあります。しかし通常、中小企業や個人事業主のページ、小規模店舗のページは、トップページ含めて数ページ程度で運用されると思いますので、250万円は非常に高価です!また、7年間も同じホームページを使い続けるとは限りませんよね。時代の変化に合わせて作り変えていく必要があるので長期契約は危険です。
そもそもホームページ制作はリース契約できません。よくあるケースは、高額なソフト等を長期リース契約して途中解約できないトラブルが見受けられます。特に注意してください。また、ホームページ作成後には、SEO対策だとかランディングページでキャンペーンをやりませんかなどの営業電話が沢山入るようです。絶対に不要とは言いませんが、こちらも長期契約で縛る傾向が見られますので注意してください。
デザイン、品質に関するトラブル
品質のトラブルは、デザイン部分に関して非常に多く見受けられます。
これは、制作会社側だけの問題ではなく、発注者側にも課題があります。
- 発注時点で、発注者の要望やターゲットイメージを伝えられていない。
- 「全部お任せ」という形で丸投げしている。
など、発注者側が手を抜いてしまうと期待通りのデザインで仕上げるのは難しいでしょう。
また、何度も手直しを依頼すると、制作会社から断られたり、追加費用を請求されることになります。
成果物に関するトラブル
ようやく完成したホームページですが、まだ「落とし穴」があるのです。
- 自社に所有権や著作権がない
できたばかりには気づきにくいのですが、数年後にリニューアルしようとしたときに気づきます。
よくあるケースとして、取得した独自ドメイン(会社独自のアドレス)が制作会社の所有物になっていると厄介です。
また、画像やテキストの著作権も制作会社のものだと、別の制作会社に依頼することができないことになります。
トラブルを未然に防ぐためには
複数社から相見積もりを取得する
ホームページ制作に限った話ではないですが、複数社と会話していくうちにそれぞれの会社の特徴や注意点に気づくことができます。また一般論ですが、突然電話がかかってくる営業は、その業務自体のコストが制作費用に上乗せされると考えてください。それを理解したうえで検討しましょう。
長期契約は行わない
現代のホームページは時代の変化に敏感に対応していく必要があります。長期契約を結んでしまうと、基本的に途中解約できません。もし途中解約するならば残金の一括支払いが発生するでしょう。1年程度のなるべく短期間で契約することをお勧めします。
契約内容をしっかり確認する
上記内容も含めて、契約締結前にしっかりと読み込みましょう。ドメインや素材の所有者も確認することをお勧めします。
まとめ
今回は、「ホームページ制作に関するよくあるトラブルと注意点」についてご案内しました。
「なんだか大変だなぁ」と思うかもしれませんが、今日では、ホームページは事業反映に必要不可欠なツールです。
みなさんも商品を購入したり、セミナー等の申込みをする際には、その会社のホームページを見ることが多いと思います。
まだホームページをお持ちでない方や古くてスマホに対応していない方など、お困りの際はぜひお気軽にご相談ください。